私どもでは計画的に渡航移植が行えるように滞在費等の諸経費も含めて定額制を採用しています。 過去3年間の治療費(入院から退院まで)の平均値を算出し、一定額を加算した金額を渡航の総費用としています。 例えば術後の快復が芳しくなく長期入院された場合、追加の治療費が心配になります。 定額制ならば、長期入院を余儀なくされた場合であっても追加費用の負担がなく安心です。
反面、予後の良好な方は術後10日前後(腎臓移植)で帰国されるので多少割高感はございますが差額は「保険料」とお考えになってください。 定額制であれば患者、医師双方が費用の負担を心配せずに継続治療が行えるので安心です。
- 術後の平均入院日数:肝臓3週間・心臓1ヵ月・心肺同時移植1ヵ月半・肺移植2ヵ月。待機時間についてはお問い合わせください。
- 帰国後の治療費は保険適用となるので個室代を除けば毎月1~3万円程度の負担で済みます。
- 傷病手当・生命保険などの給付申請、各種助成制度については私どもの顧問社労士がご説明します。
余談 多額の募金を集め渡米する心臓移植は予後不良などの不測事態に備えて必要資金を高額に設定しています。 病院側の説明では「移植後、感染症が増悪した場合、長期間の治療が必要となるケースもあります」 例:ICU・日/50万×300日=1億5千万円
心臓移植後300日間ICUにて加療するケースは極めて稀です。(私自身、聞いたことがありません) 支援団体も「治療を途中でやめる訳にはいかないので・・・」同様に回答されますが、些か疑問に感じます。 病院側と交渉すれば定額での移植治療は可能と思われます。資金の出処に負担も痛みも感じていないので最高額にて渡米されるのでしょう・・ 通常の復調過程であれば80%前後の資金は不要であり余剰金となります。
平成27年6月5日
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