肝移植を希望されていた患者さんの検査結果は「時期尚早」との判断に至り日本に帰国されました。 C型肝炎ウイルスの活動が薬剤によりコントロールされており肝機能を示す総ビリルビンの数値が3以下なのでもう少し様子を見るとの事です。 肝移植はリスクを伴う手術なので、まだ余命が数年見込める場合は移植手術を見送ります。一般論として余命が半年〜1年が移植の適切な時期と言われています。この時期になると総ビリルビンの数値も7以上を示してきます。 早すぎても遅すぎても良くないのが肝移植と主任医師からのお話でした。 待機リストに登録されたので体調が悪化した時は優先的に手術を受けられるので患者の方はご安心されと思います。 腎移植の方は手術を終えて帰国され現在、日本の医療機関で術後の検査入院をされています。
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