肝移植を待機中の方(女性)が腰椎を圧迫骨折されました。 背骨の一部が後方に飛び出た状態になってしまい肝移植に影響を及ぶすほどの症状です。 幸いに肝機能の状態は切迫していなので、先にこちらを治療する事になりました。 手術後は驚くことに補助車が無ければ歩くことができなかったのが麻酔から覚めトイレに行く時には自分で普通に歩くことができたのです。 掛かり付けの病院では「処置の方法が無いのでコルセットを付けましょう」と言われ諦めていたのですが色々と探してみると、これを治せる医師が日本に3人いることが分かったのです。 移植治療も同じで日本ではドナーが無く治せなくとも世界に目を広げれば治療できる病院や医師はいるのです。 明日の午前中にこの患者さんの退院の手続きをして、午後は先月18日に肝移植(男性)をされた方を成田空港に迎えに行きます。その足で東京の病院まで同行します。入院(現地)されてからちょうど1ヵ月(31日間)の帰国となりました。
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