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腎臓移植とは、末期腎不全で腎臓が機能しなくなった患者に他人の腎臓を移植し、その人の腎臓として働くようにさせる医療で死体移植と生体移植があります。
死体移植は事故や脳血管の病気などで脳に損傷を受けた結果、脳死となったけれども臓器は無事であるという人から、臓器の提供を受けて移植するものです。この場合のドナーを死体ドナーといいます。生体腎移植は親、子、兄弟などの血縁者などから腎臓の提供を受けて移植します。人体には腎臓は2つあり、ひとつになっても腎臓の機能に問題がないため、1個を取り出してレシピエント(移植を受ける人)の体に移植します。
移植が成功すれば腎臓は正常に機能し、免疫抑制剤を飲む以外は普通の人と同じように生活することができます。
腎移植費用について
渡航する国及び医療機関により手術費用は大きく変わります。事前に確認してから医療機関の選択をして下さい。また途中で変更される場合は諸費用が生じる場合もございますのでご相談ください。
入金後のキャンセル又は体調の変化などにより移植を断念された場合は、規定により返金されます。面談の際に説明の上、詳細を記した書面をお渡し致しますのでご安心下さい。
直近の状況では腎臓移植にかかる費用は、米国が1900万(検査費用を含む)、中国は医療機関により600万〜1050万となっています。ドナーの手配や関係者への謝礼金など治療に関する費用は含まれていますが滞在費用は別途必要となります。
中国では都市部または外国人専用の医療機関は高額になる傾向がございます。
地方都市でも移植を数多く手掛けている病院ならば心配はございません。
※米国については現地で受ける透析はその都度、別途精算が必要になります。
再移植に付いて
移植した腎臓が機能しなかった場合は再移植が受けられます。その際の手術費用は免除されますが、但し滞在費用は実費ご負担となります。(中国に限り)
腎移植の待機時間
待機時間は医療機関により様々です。米国では患者さんの診療情報を提示後、病院から待機時間の通知があります。米国の医療機関ではドナー登録をしてから3年以上待たなければいけない場合が多いですが半年程度の待機で移植が可能な医療機関も一部ございます。
中国の医療機関の待機時間は1〜2カ月ぐらいで以前より短縮されています。事前に患者情報(診療情報)を提示すると、現地到着着後1〜2週間で手術が受けられる医療機関もございます。
腎移植の生着率
臓移植の成績は「生着率」で表します。これは移植後一定期間たった時点で、どのくらいの腎臓がレシピエントの体内で機能し続けているか、という割合です。
腎移植は世界的に標準化されており医師の技量・設備・投薬に大差はなくアジア地区でも心配は不要です。腎移植の生着率は「術3分のケア7分」と言われています下記の4項目が「3分」で残り「7分」は帰国後の継続治療を指します。

腎移植の優先順位は
(1)血液型の適合
(2)年齢の若いドナー
(3)ドナー体格
(4)HLA(白血球の配列)の高次元の一致となります。

(1)例えばA型→B型への移植は日本以外の国では緊急避難的手術と位置付けており通常は行いません。
(2)ドナーの年齢が若いほど腎細胞は活性化しており細胞の新陳代謝も盛なので長期の生着が見込めます。
(3)体格と腎臓の大きさは比例しているのでレシピエントより大きなドナーが理想となります。実際に術後の体調や5年後10年後の腎機能に大きな差が生じます。
腎臓は老廃物を濾過するフィルーターの働きをするので容量が大きいほど負荷が少なく長期の生着が望めます。
(4)最近は新薬の開発により拒絶反応をコントロールすることが可能となり以前ほど神経質になる必要はございませんが一致項目が多いほどより良いことは言うまでもありません。

折角、移植した腎臓も術後のケアが適切でなければ短命に終わってしまいます。術後のケアとは患者の体調の変化に合わせて適切な処置がなされるか否かにかかっていますこれには医師の経験則や知識が大変重要となります。血中の濃度を調べ薬剤の組み合わせや投薬量を調整します。薬効が少なければ拒絶反応を起こし、逆に多すぎればその副作用により腎臓を傷め短期間で腎臓は廃絶してしまいます。
その他にBKウイルスやJCウイルスの発見・処置が遅れた為に移植した腎臓を短期間でダメにされた患者の方もいます。患者さんは海外の病院や医師の技量レベルを心配されますが実のところは帰国後のケアの方が腎臓の生着期間を左右します。
参考資料(下記リンクを参照)
下記の表を見ると、これから腎移植をされる方は平均して15年以上は生着すると考えられます。またこの統計は国内での腎移植なので血液型不適合の手術・ドナーの高齢・体格の小さな女性から男性への移植など悪条件の手術や70歳を越した方の手術も多数統計に含まれています。16,6%の人は移植腎の廃絶ではなく老衰などの死亡によりカウントが停止されています。移植医療の進歩により条件の良いドナーと術後のケアを適切に行えば20年以上の生着も十分望めると時代となったのです。
http://www.twmu.ac.jp/KC/Urology/KidneyTransplant/kidney_qa01_06.html


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