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帰国 2016年04月12日

先月、渡航先の病院にて腎臓移植された患者様も無事日本に帰国され、日本の病院にて2週間ほど入院後、現在では自宅にて療養してますが定期検査の為、たまに通院されていると聞いてます。
患者様が順調に元気になられていることを聞くと素直にうれしく思いますし、今後も元気でいてほしいなと感じます。しかし移植手術後も継続して服用しなければならない免疫抑制剤ですが、術後回復され仕事へ復帰した患者様の中で忙しくて服用をうっかり忘れてしまった。というかたが何人かいらっしゃいました。

移植臓器をダメにする上位原因に、「飲み忘れが度々ある」ということがあげられるそうです。
一度飲み忘れた程度で直ぐになにか悪いことが起きる。というわけではないようですが、免疫抑制剤の服用は移植臓器を長く保つためにはとても大切な事です。
また、グレープフルーツを摂取すると、血中濃度が上昇し薬剤の作用が強くあらわれ、副作用が発現する可能性があるなど、免疫抑制剤と長く付き合ううえで注意することが色々とあったりします。

これは患者様から教えてもらったことなのですが、約一年前に手術された患者様は飲み忘れないように薬を服用する時刻になったら、携帯のアラームが鳴るようにしているそうです。
また別の患者様は携帯アラームの他に、服用する薬の種類が多いので、飲み間違えを防ぐ為に時間ごとに携帯薬箱に仕分けて入れておくことで、スムーズに間違えなく服用できるように工夫されているそうです。

たくさんの患者様と接してきた中で、移植手術直後の臓器におけるダメージコントロールだけでなく、回復した後の日常生活での注意がどれだけ重要なのかということを非常に感じました。



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