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米国での移植体験 2014年04月22日

2014年7月、私はアメリカオレゴン州で腎臓移植手術を受けました。

15年間透析をしていましたが、移植までの道は簡単なものではありませんでした。
アメリカの医者は、なぜ移植をトライしないのか疑問に思われていましたが、日本人の私は人の腎臓をもらうなんて、とんでもないという考えで、このまま人工透析でもいいと思っていました。
御陰さまで、その当時は透析も順調でしたので、元気だったのです。

しかし14年 目から血圧の上がり下がりが激しくなり、透析して家に帰る頃には血圧が下がり過ぎて歩いて帰るのが困難になりました。
透析もそろそろ限界かと思いました。

私の場合、主人がアメリカで仕事をしていたせいか、保険の適応もあり経済的な心配はありませんでした。
手術後、透析をしていた時より具合が悪くなったらどうしようとか、1人で歩いたり、普段の生活が出来るのか、沢山の薬も飲まなくてはいけないので手術後の心配が大きかったです。

アメリカで移植登録をしてから、2年経ち透析から帰ってきたら病院から電話があり、
あなたのドナーが見つかったと連絡がありました。
私と主人は半信半疑で病院へ向かいました。
Dr.からまだ新しい腎臓が届いていませんが、夜中には届くので明日の朝から貴方はもう透析をしないでもいいのですよ!と言われましたが、ピンと来ませんでした。

そして夜中、私の移植手術が始まり、朝目が覚めた時には無事終わりましたよと医者に言われました。ICUに入り、なんと1週間で退院しました。
あとは1ヶ月間、週3回の血液検査を受けに通院し、そして週に2回、1回と少なくなり検査も終え、2014年冬に帰国しました。

今は透析もなく、月1回の大学病院で検査に行っております。
移植をして水分制限が無くなり、食べたいものも食べる事が出来、自由に時間を使え、移植して本当に良かったと思っています。

女性は特に家族の事や経済的な事でなかなか移植に踏み込めませんが、まず移植をして、それから色々と考えても十分間に合う事だと思います。
覚悟を決め、移植をしようと思わなければチャンスはどんどん遠くなります。
勇気と希望を持ち、前に進めばきっと良い結果が生まれると思います。
私自身そうでしたから、是非是非移植を前向きに考えてください。
小山内 晴子

事務局より
小山内さん(ご夫婦)は米国での体験を下に待機リストへの登録手続きや方法を教示してくださいます。
面談を希望される方は事前にご連絡ください。



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