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私たちの活動 2013年04月02日

私たちの活動
海外での移植治療に関しての情報提供、また患者さんのご要望に合わせて海外の医療機関から移植医療に最適な病院を選択していただけるようにサポートを行っております。
その他渡航に関してのサポートが必要な患者さんの場合は入院・退院手続きの代行業務及び医師・看護婦との通訳・翻訳業務、支払いに関する代行と費用明細の説明などのサポートも行っております。
事情により下記の業務が円滑に遂行できない事もございます。その際は互いに相談・協力を旨に良識を持って解決したいと思います。

•渡航前の診断書の作成サポート
•海外の主治医との連絡、質疑応答のサポート
•検査の同行
•透析をされている患者さんは透析時間中の付き添い看護
•原則、日中は付き添い、夜間は携帯電話によるサポート
•待機中のアパートの契約またはホテルの手配
•身体介護が必要な方へのヘルパー手配と雇用交渉
•必需品の買いそろえ及び外出時の同行
•同行されているご家族があれば同様にサポートします。
•その他、日常生活全般に対する身の回りのお世話
•日本の医療機関への連絡業務及び資料作成のサポート
•日本の医師への診療報告書の作成のサポート
•保険請求に関する書類の作成
•緊急搬送の手配及び交渉
•死亡時の大使館若しくは領事館の手続きと死亡証明書の受領
•滞在中のVISA申請の更新並び申請
•その他、滞在中の諸手続きや申請の代行並び事務処理
•帰国後の病院の手配
•海外の医療機関に照会する診断書(翻訳)や帰国後の病院の手配などは大切です。

良い移植とは
面談の際に患者の方から「本当に良い臓器を移植して貰えますか?」と度々質問を受けます。
素朴な質問ですがたいへん重要な意味を含んでいると思います。ドナーの優劣により術後の生着期間または生存率に関わるからです。

良くある質問の内容は①感染症の有無②適合性③ドナーの年齢や性別です。その他重視すべきポイントはドナーとレシピエントの体格比率です。

感染症に付いては術前の適応検査が世界的に標準化されており現在では、さほど神経質になる必要はございません。適合性(マッチング)に付いては免疫抑制剤の進歩により以前ほど重要ではなくなりました。海外では外国人に対して血液型不適合の移植は行われていません。またPRA陽性の移植もしません。

移植術の基本ですがドナーは若くて体格の良い人から貰うのが最良と言われます。術後の快復や生着・生存期間に明確な差異が生じるからです。
高齢者のドナーであれば生着期間は短くなり数年で機能が廃絶する場合もございます。これらは今日までの事例や統計により明らかにされています。

どうすれば良いか
折角、海外まで行かれて帰国後、数年で移植臓器が廃絶となることは何としても回避したいことです。ドナーの出処に関してどこまで患者サイドで検証ができるかは難しい問題ですが、私どもが今日までの活動経験から感じることは、外国人に対する移植手術は経済的取引のように先方が考えている側面があるということです。

ドナーとレシピエントのマッチングに付いては医療機関または外科医の裁量に委ねられます。
現実的な話をすれば60代の臓器と20代の臓器では、その価値に雲泥の差があります。
医療機関または医師の判断材料として、より多くの利益が得られる方へ心が動いても無理からぬことだと言えます。特にアジア地区の医療機関に於いてはそれを強く感じます。

ここで重要となることは、仲介者(依頼人)または患者さんとの関係を大切に考えるかどうかです。もし今後、良い関係を保ちたいと考える相手ならば、長期生着が見込めない臓器の移植は躊躇(ちゅうちょ)される筈です。
一方、もう二度と顔を合わせる必要のない相手であれば、ためらいはありません。まして外国からの患者なので数年後に容態が悪くなったとしてもクレームや訴訟など提起される心配がないからです。
希望通り臓器を移植したのだからこれで文句はないだろうと、開き直られても不思議ではありません。
そのようなことを回避するのが、永続的関係を有する私どもの最大の責務だと考えます。もし仲介する者までが同様な考えであれば患者は守られなくなってしまいます。

またアジア地区への渡航で度々問題となることは現地に着いてからの「追加費用の請求」です。名目は合併症や感染症の治療など次から次へと費用を請求されるケースです。時には仲介者が主体となって行われていることもあります。
買い物で失敗したら「この店には二度と来ない」で済みますが渡航移植は又と無い、人生に一度の決断となります。失敗や間違いは許されません。あらゆる情報を比較検討し慎重にご判断なさってください。

補足
移植を受けた臓器のクオリティを術後に調べることができます。
エコーやCT画像の解析により臓器内の血流状態や細胞の密度を調べることにより推定年齢が判明します。生検をすればさらに詳しく分かります。また臓器の形状やサイズから提供者の体格も推定できます。
どんな臓器が移植されたか分からなく不安になることはございません。
私どもでは海外の病院側から提示されたドナー情報に相違がないか帰国後の患者さんと連絡を取り確認していますのでご安心ください。



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