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現地の病室の様子(中国) 2012年07月06日

外国人患者に対しては手厚い看護になっています。術後ICUを出ると心電図モニターを装着した状態で個室の病室に移ります。日本では看護師が24時間同室することはありませんが、24時間交代で看護師が病室に常駐し、血圧や脈拍などの変化にも対応してくれます。
看護師は日本語が理解できませんが、日中はスタッフや通訳も付き添っています。夜間に体調不良など何か起きれば携帯電話を介して私どものスタッフが対応しています。

術後の病室では退屈な時間を過ごされる患者さんが多いようです。私どもスタッフが付き添っている時間は雑談などで気が紛れるのですが、夜間は何もする事がなくイライラされる方も少なくはありません。また病院によっては患者以外の入室を厳しく制限しているところもあり、言葉が通じない異国の病室では不安とストレスを感じるようです。
深夜に患者さんから電話が入ることも度々ございます。話を聞いてみると、「看護師が私用電話を長時間して眠れない」「汚れたタオルで体を拭かれた」など日本の病院と比較して看護師の対応や病室の清潔感など不満が目に付いてしまうこともあるようです。

異国でのストレスや不安を和らげるためにも、パソコンやipadなどがあると何かと便利です。病室で日本のニュースやドラマを見ることができます。パソコンが苦手な方でも夢中になって操作していると退屈しのぎになります。また中国語学習(中国語変換の電子辞書でも良いです)の本を見ながら看護師と簡単な会話をしてみると中国語を勉強する良い機会にもなります

看護師は患者が寝入っている夜間でも隣に腰かけてじっとしています。本当にその忍耐力には敬服します。患者さんも数週間辛抱すれば笑顔で帰国できる日が来ます。「ここは日本ではないので仕方がない」といった心構えで現状を受け入れて入院生活も工夫して過ごしてみると気持ちが楽になるでしょう。



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